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アオマツムシとコスモス
初秋の「自然」について考えてみました…

いつのまにかサクラの葉が色づいて、秋がやってきました。
 夕方になると虫の音が優しく聞こえる…はずですが、お盆を過ぎたころから木の上や草むらで「リュー、リュー、リュー」と、かん高い虫の音が聞こえるようになりました。そう、アオマツムシという中国から渡ってきたコオロギの仲間(上の写真)です。
 一匹でもかなり大きな声ですが、たくさん集まって鳴き出すと、うるさくて話もできないほど…2〜3年前までは当地にはあまりいませんでしたが、ことしはずいぶん増えたように感じます。このためかどうかスズムシやマツムシ、クツワムシなど、在来の虫の声があまり聞けないようです。

 また当地の周辺でもコスモスがたくさん咲き始めています。
コスモスは、キク科の一年草で、山口百恵さんの曲のように「秋桜」とも書きます。桃色・白・赤などの他に、品種改良により黄色・オレンジなども作り出されていますが、原産地はメキシコの高原地帯。日本には明治20年頃に渡来したとか。日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく咲くので、休耕田、河岸などに植えられていますが、最近は河川敷等へ植えると在来の自然植生を壊すとの批判も出はじめています。

 たしかに私たちのまわりに居着いてしまった「外来生物」が、元来日本で定着していた自然環境を変えつつあるのは事実です。
 アオマツムシをはじめ動物ではマングース、カミツキガメ、ブラックバス、ウシガエル、植物ではセイタカアワダチソウ、西洋タンポポなどは話題になりますが、アメリカザリガニ、ワルナスビなど定着してしまうと生態系が変わってしまう動植物も珍しくないそうです。

 いま、とくに注意を呼びかけられているのが「クワガタムシ」や「アフリカミツバチ」など100を超える動植物。買っても飼っても絶対に外部に逃がさない、持ち出さない心構えが必要です。
 「外来生物法」という環境省のホームページにリンクしておきますので、ぜひいちどご覧ください。